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ほんのとくしゅう 2020年
9月 ゆめ
きのうの夜はどんなゆめを見ましたか?たのしいゆめ、こわいゆめ、ドキドキするゆめ…?
人間以外の生きものたちも、ゆめを見たりするのでしょうか?
9月のとくしゅうは「ゆめ」です。ゆめの中では、現実の世界とはちがって信じられないようなことが起こったり、知らない人が出てきたりもしますが、なぜか目がさめると忘れていることも多いですよね。今回は、そんなちょっとふしぎな「ゆめ」のおはなしを紹介します(高井戸図書館)。
よるのまんなか
おくはら ゆめ/作・絵 理論社 2019年(913/オ)
よるのまんなか、みんなゆめのなか。めをさましたのはだれでしょう? おなじところなのに、ひるまとよるはなんだかちがうような…。ふしぎなことがおこるかも? しずかなよるのせかいをえがいた5つのおはなしがはいっています。
こんやもバクはねむらない
澤野 秋文/作 講談社 2016年(えほんちゃいろ)
みなさんは、なぜゆめを見るのか知っていますか?それは、バクたちのおかげなんです。見たい「ゆめ」が入ったカプセルをうけとったバクのピケは、それをくばりに行きますが、はりきりすぎてしっぱいばかり…。今夜こそ、ピケはうまくできるかな?
ゆめのとびらをひらくとき
カール・ニューソン/作 岡田 千晶/絵 おかだ こう/訳 岩崎書店 2018年(えほんあか)
「おやすみなさい」のその前に、ママといっしょにゆめの時間。お空をとんだり、海にもぐったり、小さくなったり。あなたがそうぞうしたことは、ゆめの中なら自由自在。つぎはなにをしようかな?さあ、ゆめのとびらをひらきましょう。
ゆめみるどうぶつたち
イザベル・シムレール/文・絵 石津 ちひろ/訳 岩波書店 2019年(えほんあか)
人間以外の生きものたちもねむり、ゆめを見ます。なかにはちょっと変わったねかたをする子がいたり、ふだんは目にすることのできない、さまざまな生きものたちのねむるすがたが、まさにゆめの世界のように美しくえがかれた本です。
イワシ大王のゆめ 韓国のむかしばなし
チョン・ミジン/再話 イ・ジョンギュン/絵 おおたけ きよみ/訳 光村教育図書 2019年(えほんあか)
むかしむかし、東の海にとても長生きなイワシの大王さまがすんでいました。ある日、変わったゆめを見たイワシ大王は、ゆめうらないがとくいな西の海のハゼをつれてくるように、けらいのヒラメにいいつけますが…。
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