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ほんのとくしゅう 2021年
3月 はる
3月になりました。きせつは、はるです。とうみんしていた動物たちも目をさまし、草花や木々のめも大きくなっていきます。
でも、はるといっても3月は、まださむい日もあるでしょう。ときおりふくつめたい北風は、ふゆのお別れのあいさつかもしれません。そしてあたたかい南風は、はるがきたことをおしえてくれる、はるのあいさつかもしれません。
さくら、なのはな、ひなまつり、・・。みなさんは、はるといったら何を思いうかべますか。
今月は、はるにまつわるお話しを紹介します(柿木図書館作成)。
14ひきのぴくにっく
いわむら かずお 童心社 1986年(えほんちゃ)
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴきのだいかぞく が、はるの野山をおでかけです。あたたかな日ざしのなか、おべんとうを食べたり、みんなであそんだり、はるのいちにちを楽しくすごします。
さくら
長谷川 摂子/文 矢間 芳子/絵・構成 福音館書店 2005年(えほんみどり)
はるといったらさくらを思いうかべる人もおおいと思います。でも、はる以外のきせつは、さくらのことはわすれられがちですね。はる以外のきせつのさくらはどんなでしょう。 そんなさくらの木の一年をしょうかいします。
花いっぱいになあれ
松谷 みよこ/さく・司 修/え 大日本図書 1982年(えほんちゃいろ)
はるは花のたねをまくきせつです。学校の子どもたちが、「お花をいっぱいさかせましょう」とねがいをこめて、ふうせんにお花のたねをつけてとばしました。そのひとつが町をとおりぬけて山までとんでゆきました。子どもたちのねがいはかなうのでしょうか。
999ひきのきょうだいのはるですよ
木村 研/文 村上康成/絵 ひさかたチャイルド 2009年(えほんちゃ)
「はるになりましたよー。」 おかあさんかえるが、999ひきのきょうだいたちをおこします。でも、なんどかぞえても998ひきしかいません。おやおや、ねぼすけは、おおきいおにいちゃん。 ところが、ほかにもまだまだねぼすけがいたようですね。いったいだれなのかな?
じっちょりんのあるくみち
かとう あじゅ/作 文渓堂 2011年(えほんちゃいろ)
じっちょりんのごはんは、はっぱや花ふんやみつ。でも、お花のたねだけは食べないでとっておきます。 はるになると、コンクリートのすきまやでんちゅうのねもとにお花がさいているのを見たことはありませんか? いったい、どうしてそんなところからお花やざっそうが? それはね・・・。
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