[ここから本文です。]
ほんのとくしゅう 2022年
8月 ちょっぴりこわい
あなたには、こわいものがありますか?
よるのくらやみ、とつぜんおこるじしんやかみなり、こわい夢、放課後のだれもいない教室でどこからともなく聞こえてくる音、だれかのおこった顔など。
ほかにもサメやヘビ、食虫植物などの生き物を“こわい”と思う人もいるかもしれませんね。
こわいものは人によって、ちょっとちがうみたいです。
今月は「ちょっぴりこわい」と思うような本をいろいろ集めてみました。
あなたの「こわい~!」がみつかるかも?(成田図書館作成)
ねないこだれだ いやだいやだの絵本4
せなけいこ/さく・え 福音館書店 1978年 (えほんちゃいろ)
よるになりました。こどもはもうねるじかん。まだおきているのは、ふくろう?ねこ?それとも…?あれあれ?まだ、おきているこがいるよ。ねないであそんでいると、どうなってしまうのかしら…?
まさ夢いちじく
クリス・ヴァン・オールズ・バーグ/絵と文 村上春樹/訳 河出書房新社 1994年 (えほんあか)
いじわるなビボットさんは、ある日おばあさんから“まさ夢いちじく”をもらいます。 そのいちじくを食べると、なんと夢に見たことが本当におこりました。そこで、ビボットさんは、お金持ちになる夢をみようとしますが、その様子を飼い犬のマルセルがじっと見つめていて…。
おそろしいよる
きむらゆういち/作 殿内真帆/絵 鈴木出版 2019年 (えほんちゃいろ)
こぶたくん、きょうはひとりでおるすばん。ベッドにはいらずに、まだほんをよんでいます。 すると、きゅうにおへやのなかがまっくらになって…。なにやらあやしげなあしおともするみたい。さあどうする?こぶたくん!?
ジキル博士とハイド氏
スティーブンソン/作 百々佑利子/訳 ポプラ社 2006年(930ス)
医者であり、博士であるジキルは自分をしばることからにげるために、薬を飲んでハイドへと変わる。ゆがんだ見た目のハイドはまるで動物のように自由に過ごすが、だんだんとジキルにもどれなくなって…。 どうしてジキルはハイドになり、にげなければならなかったのか!?
富士山大ばくはつ かこさとし大自然のふしぎえほん1
かこさとし/著 小峰書店 1999年(えほんみどり50)
日本一高い山、富士山。きれいで大きな山ですが、むかし富士山が大ばくはつしたことをしっていますか? しぜんのふしぎをしっていると、いざというときにやくにたつかもしれません。 みんなで「いま・むかし・これからの富士山」についてまなびましょう。
[ここまでが本文です。]