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ほんのとくしゅう 2022年
12月 ほし
さむい冬がやってきました。
あっというまに暗くなって、そとであそぶ時間もみじかくなりますね。
つまらない? いえいえ、空気がかんそうして、気温のひくい12月は、星がきれいに見えるよいきせつです。
オリオンざ、ほっきょく星、もしかしたら、ながれ星にであえるかも。
よぞらをみあげて、はるかかなたの星たちを、さがしたくなるような本をあつめてみました。
(下井草図書館作成)
おかえりなさいはやぶさ 2592日の宇宙航海記
吉川 真/監修 講談社 2011年(530コ)
小惑星探査機「はやぶさ」は、地球からはるかかなたの小惑星「イトカワ」を目ざして、たび立ちました。「イトカワ」の星のかけらを、もちかえることが役目です。どんなトラブルにあっても、くじけることなく、力のかぎりをつくす「はやぶさ」に、心をゆさぶられます。2010年、オーストラリアの空にあらわれた、美しいながれ星のしゃしんをぜひごらんください。
星の使者 ガリレオガリレイ
ピーター・シス/文・絵 原田 勝/訳 徳間書店 1997年(289 カ)
ガリレオガリレイを知っていますか? 太陽も月も、地球のまわりをまわっていると、思われていた時代に生まれた、天才科学者です。そのころの教会に、ひどいあつかいをされながらも、ガリレオは、ただひたすらに、星のうごきをかんさつします。真実をおいもとめた、ガリレオの一生が、うつくしいイラストとともに、えがかれています。
ぼくはうちゅうじん うちゅうのふしぎ絵本
中川 ひろたか/ぶん はた こうしろう/え アリス館 2014年(えほんちゃいろ)
かぞくでキャンプにきたぼくたちは、よぞらをみあげながら、いろいろなはなしをした。 ちきゅうもほしのひとつだし、うちゅうにはかぞえきれないくらいのほしがある。 ちきゅうから、はるかうちゅうに、ぼくたちのゆめはひろがっていく… ダジャレずきなおとうさんと、クールなおかあさんのかけあいも、ゆかいです。
いそがしいよる ばばばあちゃんの絵本
さとう わきこ/さく・え 福音館書店 2008年(えほんちゃいろ)
ほしがきれいなよる。 ばばばあちゃんは、家の中にいるのがもったいなくて、外でねようとおもいつきました。おもいついたら、そくじっこう。アイディアあふれるばばばあちゃんは、ほしぞらをたのしむことができるかな?
おほしさまかいて!
エリック=カール/さく さの ようこ/やく 偕成社 1992年(えほんあか)
「おほしさまかいて」とたのまれたえかきが、すてきなほしをかきおえると、こんどは 「お日さまかいて」とたのまれます。 つぎつぎに、えかきがリクエストにこたえていくと、うつくしいせかいができあがりました。 あなたもえかきのように、おほしさま、かいてみませんか?
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