[ここから本文です。]
ほんのとくしゅう 2023年
4月 ねむり
みなさんは、「春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)」という、中国の詩(し)をごぞんじですか?「春のねむりはここちよく、夜が明けるのも気づかないほど」といういみです。 |
ここがわたしのねるところ せかいのおやすみなさい
レベッカ・ボンド/文 サリー・メイバー/作画 まつむら ゆりこ/訳 福音館書店 2022年(えほんきいろ3)
せかいの子どもたちが、いろいろなばしょでねむっています。 みなさんはどこでねむってみたいですか? ゆらゆらゆれる船(ふね)の中? それとも、かべのくぼみにつくられたベッド? おふとんでねむっているお友だちもいますよ。 あなたがねるところで、この本をとじたら......『おやすみなさい!』
ねむい ねむい
西村 敏雄/作 小学館 2023年(えほんみどり90)
よるになって、いろいろなどうぶつたちが、ふとんにはいり、ねむりにつきました。 でも、なかには、ねむれないどうぶつたちも。そこでみんなが、ねむるためにしたことは……。 よんでいるひとも、いつのまにか、ねむってしまうかもしれません。
みんなみんなおやすみなさい
いまむら あしこ/ぶん にしざか ひろみ/え あすなろ書房 2020年(えほんちゃいろ)
うつくしいおつきさまを見ていたら、だんだんねむくなってきた。おやすみ、子ひつじたち。おやすみ、子うさぎたち。おつきさまに見まもられ、ぐっすりねむる子どもたち。ねむるまえによむのにぴったりの絵本です。
おやすみゴリラくん
ペギー・ラスマン/作 いとう ひろし/訳 徳間書店 1996年(えほんあか)
いたずらずきのゴリラくんが、けいびのおじさんのこしベルトからこっそりオリのカギをぬきとって、おじさんのあとにつきながら、つぎつぎとどうぶつたちをオリのそとにだしてあげました。さあたいへん。ところがどうぶつたちは、れつをなしておじさんのあとにつきながら、おじさんのいえの中へ……。 なんておかしくて、おもしろいおはなしなのでしょう。
動物のちえ 4 眠るちえ
成島 悦雄/監修 ネイチャー・プロ編集室/編著 偕成社 2014年(480ネ)
キュウセンという魚は、眠(ねむ)るとき、すなにもぐります。ブダイは、口から出したぬるぬるのふくろの中にかくれます。そうして、眠っている間に敵(てき)におそわれないように、身を守るのです。安心して眠るために動物たちがもっているいろんな「ちえ」を見てみましょう。
[ここまでが本文です。]