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ほんのとくしゅう 2023年
10月 いろ
あきになりました。紅葉のきせつです。
紅葉とは、あおあおとしていた葉っぱたちが、黄色や赤、オレンジや茶色へとかわって、やさしく色づいていくことをいいます。あきは、せかいがいつもよりも、もっとカラフルになるきせつなのです。
わたしたちのまわりには、両手両足をつかっても数えきれないくらい、たくさんの「いろ」があふれています。
みなさんは何いろがすきですか?
このとくしゅうをきっかけに、まだしらない「いろ」にふれてみよう。
あなたが手にとるのは、どんな「いろ」かな? いろいろな「いろ」の本、集めてみました。(成田図書館作成)
森の小さな生きもの紀行① きれいでふしぎな粘菌
新井文彦/著 川上新一/監修 文一総合出版 2020年 (470フ)
ねんきんは、わたしたちが生まれるずっと前から地球で生きています。世界でおよそ1000種類もいるといわれ、成長とともに色がどんどん変わっていきます。黄色くてつやつやしたものや白から銀色になるものなど。そんなふしぎな“ねんきん”の世界をうつくしい写真とともに楽しんでみてください。
だるまちゃんととらのこちゃん
加古里子/さく・え 福音館書店 1987年 (えほんちゃいろ)
だるまちゃんのともだち とらのこちゃんのおうちはペンキやさん。ふたりはいろをぬりたくなって、つちのペンキをつくります。そして、ペンキをからだや たけやぶにぬって、まちじゅう きれいなもようをかいて、さらに くるまにも…。とてもカラフルな、だるまちゃんシリーズのえほんです。
レインボーフラッグ誕生物語 セクシュアルマイノリティの政治家ハーヴェイ・ミルク
ロブ・サンダース/作 スティーブン・サレルノ/絵 日高庸晴/訳 汐文社 2018年 (えほんきいろ 2)
世界ではじめてゲイを公表して選挙で当選したハーヴェイ・ミルクは、自分たちのシンボルとなるものを探していました。この本はセクシュアルマイノリティのシンボルであり、ゲイ・プライドのシンボルであるレインボーフラッグがどのように受け止められてきたかを伝えています。
ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン
北川佳奈/作 しまざきジョゼ/絵 学研プラス(Gakken) 2021年(913キ)
父を亡くしてひとりぼっちのジョアン。理容師のみならいをしているが、このままの暮らしでよいのか不安な毎日をおくっていた。ところが、ある画家と出会い、絵をかくことが楽しいと知ったことで、暗かった表情も明るくなっていく。自分がめざすものに気づいたジョアンは…。
いろがみえるのはどうして?
キャサリン・バー/作 ユリヤ・グウィリム/絵 千葉茂樹/訳 小学館 2019年(えほんみどり 00)
わたしたちがみているせかいには、いろがいっぱいあるよね。あか、あお、きいろ…ほかにもたくさん!でも、どうぶつやむしたちにはそれぞれみえるいろや、みえかたがちがうみたい。いろって、どんなふうにみえているのかな?みんなでいっしょにさがしてみよう!
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