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小宮豊隆展 没後50周年
2016年5月12日
評論家・ドイツ文学者・劇評家であった小宮豊隆は、東北帝国大学を停年退官後、仙台から杉並に移り住んだ後、逝去するまで在住した杉並文士の一人です。
その活動は、専門領域であるドイツ文学にとどまらず、歌舞伎や松尾芭蕉などの伝統文化の研究、小説、随筆など、とても幅広いものでした。
また、自他共に認める夏目漱石門下の代表格であったことから、寺田寅彦、鈴木三重吉、杉並にも在住した画家・津田青楓などと交流し、『夏目漱石全集』を刊行するなど、夏目漱石研究の礎を築いたことでも知られています(漱石の小説『三四郎』のモデルだったという説もあるそうです)。
今年は夏目漱石生誕150周年・没後100周年でもあることから、漱石に最も愛されていたという小宮豊隆について、改めて取り上げます。
期間 : ~平成28年6月下旬
場所 : 中央図書館2階 杉並の文士コーナー
お問い合わせ : 中央図書館(03‐3391‐5754)
以下のPDFは当展示のポスターです。
- 小宮豊隆展 没後50周年(814.9 KB)
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